予防歯科

予防歯科?
ピンと来ないかもしれないですね。
それは、歯を削らなくてもすむように、健康なときに通う歯医者さんのことです。
「予防歯科」に行くとやさしい歯科衛生士が電動歯ブラシのような器具で汚れを落とし、やわらかいゴム製の器具で、やさしく歯を磨いてくれます。これは、専用の器具ですので、普通の歯ブラシでは取りきれない汚れを、ピカピカ、ツルツルに落としてくれます。
痛みも無く、嫌なドリルの音もしません。美容院でシャンプーをしてもらっているときのような、気持ちのよさがあるので、眠ってしまう人もたくさんいらっしゃいます。
この「予防」ケアを、一ヶ月に一度、長くても三ヶ月に一度、受けられることを是非おすすめします
あなたは私と会うとき、いつも痛くなってから出会うでしょう。すごく痛いときとか、つらいときにしか、私の顔を見ない。私もあなたのつらい顔しかみない。そして、あなたはきっと、ここで通院をやめてしまいますよね。
すると、歯というのはドンドン悪くなっていきます。ですが、あなたはちょっとした不調を感じでも、我慢したり、先延ばしにしたりして、本当にわるくなるまで来られない。
こういう、歯を削っては詰め、また放ったらかして、ひどくなってからまた削っては詰め、ということをくり返すことが原因で、歯というのは、ドンドンドンドン悪くなっていくのです。
患者さんは、「悪くなるまで我慢すること」が何か、「医療費の節約」のような気持ちになっているのだと思いますが、これは実は逆で、非常に大きな損をしているということになるのです。
というのは、歯を定期的にケアする人というのは、歯をケアしていない人と比べて、生涯に支払う歯にかかるお金が約5分の1ですむのです。 「こんなにお金がかかるなんで、歯を失うまで知らなかった。」という方がほとんどなのです。誰にも教えてもらったことがないですからね。実際にうちの患者さんで、すでに歯を失ってしまった人にこういうお話をすると、「せめて10年前から予防をしとけば」、おっしゃいます。
歯を粗末にしていた人は、「予防ケア」を続けて歯を守った人と比べて、何十倍というお金を、最終的に歯医者さんに支払った上に食べづらくなるのです。
もし自分だったら、自分の歯や歯ぐきをどういう風にしていきたいか?」という観点に立って、そこから考えをスタートさせて、今の歯科医院を作ってきました。
ですから、あなたにも、治療が終わって健康な状態になったら、是非、その状態をキープ(維持)していただきたいと思います。
ですから、あなたも、治療が終わってから、自分でできるだけ歯をケアして、三ヶ月に一度、メインテナンスに来てください。
痛くなってから私の顔を見にくるのではなくて、健康なときこそ、予防をする歯科衛生士の顔を見に来ていただきたいのです。
今後、あなたがどのような目的で、歯医者さんに行けば良いのか、そして、どこに注目すれば、あなたのお口の中が悪くならないか、もうしっかり分かったと思います。
あとは、あなたの健康な歯を、むし歯や歯周病から、守るために、今すぐ歯医者さんに行ってください。
何度も言いますが、むし歯の治療をするためではありません。私には、あなたが今までになく、ニコニコしながら、歯医者さんのドアを開けるのが見えます。
そして受付で、一言、これだけを言ってください。
予防のケアをして下さいと。
私は、1人でも多くの人が、むし歯や歯周病から、歯を守るため、進んで歯医者さんにかかってもらいたいと思い、この文章を書きました。
あなたの街の歯医者さんにも、徐々にではありますが、今までの治療中心から、予防をベースにした歯医者さんに変わろうとしています。
私はあなたに、そんな歯医者さんに出会ってもらいたいと願っています。
私はあなたのつらい顔ではなくて、あなたの笑顔に出会いたいのです。 繰り返しますが、私はもうあなたの大切な歯を削ったり、抜いたりしたくありません。
それは私とあなたの共通の願いです。

年をとっても歯を残すためには

お口の中の病気は大きく分けて2種類あります。

 ①むし歯   と     ②歯周病(歯槽膿漏)

があり、その2つが歯を失う主な原因です。

悪いところを全部治すという治療は、むし歯をメインとした治療で、従来どこの歯医者さんでも行っている治療です。
当院では、①むし歯だけでなく②歯周病も専門的に治療しています。

例えば、あなたの今のお口の中の状態が①も②も60点の状態であれば、どちらも100点にする必要があります。

まず悪いところを治す。
お口の状態が60点だとしたら、治療により、100点の状態に持っていきます。

ここまでは従来の治療方法です。

100点満点の状態を維持する。
次にこの状態を維持することが、大変、重要になってきます。

予防的な治療プログラム

当院では従来の治療に加え、歯を永く残すという予防的な治療にも力を入れております。

きたむら歯科クリニックは100点満点を持続して、年をとっても、 歯を残すという、予防的なプログラムも行っている歯科医院です。

一番大切なことは、予防的プログラムに沿って患者さんご自身がご自分でやり続けることです。

メインテナンスを含む予防的な治療プログラム

グラフこちらのグラフを参照していただくと継続がいかに大切かが、おわかりだと思います。

予防的なプログラムを受けている人が歯を残すことができます。

患者さんの役割

一番大切なことは患者さんご自身が歯を長く残したいという気持ちを持ち続けることです。

■ ホームケアに気をつける
具体的には、ご自分でお口の中の歯垢(汚れ)を除去してもらうことが大切です。

定期的なメインテナンス(クリーニング)を続けるために来院すること

歯科医師の役割

■ 病気になった原因を調べてすべて悪いところを治療します

お口の中の状態を検査し、悪いところをチェックします。
そして治療計画を立てて、悪い所はすべて治療し、その後定期的にメンテナンス(クリーニング)を行っていきます。

■ 定期的な予防処置
予防のための予約や診療システムを確立し、予防プログラムに沿って、担当スタッフがプロフェッショナルケアを行います。

セルフケアとプロフェッショナルケア

セルフケア

プロフェッショナルケア

定期検診とクリーニングの違い

一般的に、多くの歯科医院では定期検診を行っています。
これは悪くなった歯を早期発見・早期治療していくものです。
当院では、悪くならないために、又、治療した所が再発しないように、予防を目的とした定期的なメインテナンス(クリーニング)を行っています。

むし歯のメカニズム

むし歯のメカニズムむし歯は、お口の中のむし歯菌が私たちの食べた食物をエサにして強い酸を出し、その酸によって歯が溶けてしまう病気です。
・むし歯菌の量
・歯を守る力
・食生活習慣
これら3つをコントロールすることでむし歯を予防することができます。

むし歯は細菌による感染症です

むし歯ができるまで

むし歯菌が食べ物の中の糖分をエサにしてネバネバ成分を出し、歯にくっつきます。


ネバネバ成分を足がかりに他の菌も歯にくっついてきます。これがプラーク(歯垢)です。プラーク中にむし歯菌が増えます。

プラーク中のむし歯菌が酸を出して歯を溶かしていきます。

食生活について

大切なのは摂取頻度
等質は摂取量よりも、摂取の頻度がう蝕の発生に深く関わっています。
間食をとる場合は
・時間を決める
・食後のデザートにする
というふうに、回数が多くならないように心がけましょう。

キシリトールの効果

キシリトールガムを噛みましょう

画像・プラークをつくる材料にならない
・酸をつくらない
・プラークの量を減らし、歯みがきで落としやすくする
・ミュータンス菌を減らす
・再石灰化を助ける

⇒キシリトールの甘さで唾液がたくさん出る
⇒唾液中のカルシウムを安定させて、歯に運ぶはたらきがある

フッ素

フッ素のむし歯予防効果

・脱灰の抑制
・再石灰化の促進
⇒歯質強化・耐酸性向上
・細菌の抑制
⇒酸産系の低下
このようにフッ素には、むし歯予防する効果があります。

正しいブラッシング

1.磨き方の基本

歯ブラシを歯と歯ぐきさかい目に45度または直角に当てて、軽く小きざみに動かします。

2.軽い力で磨きましょう。

力を入れすぎると磨いているつもりでも実は磨いていません。
毛先が開いてしまって、歯と歯ぐきの境目に当たらないからです。

3.定期検診

歯の状態に応じて、磨き方も異なってきますので、ブラッシング指導や定期検診を受けましょう。

歯間ブラシを使いましょう!

歯と歯の間の歯垢は、歯ブラシでは完全に取り除けません。

歯の部位にあわせて上手に使いましょう。

むし歯や歯周病予防にはブラッシングが最も大切です。

画像スウェーデン生まれ、ヨーロッパで最も愛用されている歯ブラシ

当院ではこの歯ブラシをおすすめします。

・手にやさしくフィット操作性がいい。
・奥歯にも無理なく届くロングネック。
・プラーク除去に最適な高密度植毛。
・安全素材であなたのお口のやさしくケアします。

健康を守り維持するための受診

むし歯や歯周病は、お口の中のプラークによって起こります。ひどくなるかどうかは生活習慣や体質で決まります。
当院では健康を守り維持する受診を目指しています。
専門家のケアを担当の歯科衛生士が提供します。

ホームケア用品

音波歯ブラシ

毎分31,000回の超高速振動と幅広い振動による液体流動力に より歯垢を除去する

ドックベストセメント

ドックベストセメントは、当院の推奨している歯の予防に非常に有効なセメントです。

予防することにより、快適な食生活、さらには健康な体づくりにつながります。
詳しくは、当院までお問い合わせ下さい。
ドックベストセメントって何??

☆作用・・・強アルカリ性の作用でむし歯菌を殺菌し、むし歯になって柔らかくなってしまった部分を、再び硬くすることができます。

●歯の神経にまで進行した深いむし歯でも、神経を取らずに、治療ができるようになりました。
神経を残すことによって、歯を丈夫に保つことができます。
(神経を取ると、歯を長持ちさせるのが難しくなります。)

●浅いむし歯なら、歯を削らずにドックベストセメントを塗るだけで治療ができます。
『歯を削らない』=『歯と詰め物や被せ物との境目がない』ので、その隙間から再びむし歯になるのを防ぐことができます。

●お子様にも適応できます。